• エドゥアルド カンポスBrazil

    当店がスペシャルティコーヒーを取り扱い始めた初期の頃にお世話になった農園がドナネネ農園になります。久しぶりの取り扱いですがマイクロロットとしては初めての取り扱いです。アナエロビック精製からくるお酒のようなニュアンスもあるロットなので好き嫌いははっきり別れそうです。

    生産地:ミナスジェライス州セラードミネイロ
    標高:1050m
    品種:イエローブルボン
    精製方法:パルプドナチュラル(アナエロビック)
    SCA評価:87
    フレーバー:バナナ、ダークチョコレート、イチゴ、お酒
    味わいについて:ほのかな苦み、クリーミーな口当たり
    150g¥1200
    250g¥1900⇒set¥1500

彼らの物語は、1904年、マーリオ・カンポス・エ・シルヴァ氏の家族の歴史から始まります。マリア・ホセ・カンブライア・デ・カンポスと結婚した彼は、幼い頃から息子のフランシスコ・カンブライア・デ・カンポスに、土地の世話、コーヒー農園の開拓、家業の管理などを教えました。フランシスコの教えは、あらゆる学問と同様、根を張り、良い実を結ぶこと。フランシスコは、愛するマリア・ダ・コンセイサン・ピニェイロ・デ・カンポス(有名なドナ・ネネム)と共に、12人の子供たちからなる美しい家族を築き上げ、そのうちの一人、エドゥアルド・カンポスは1976年に350ヘクタールの農場を受け継いだ。商売の運命を背負ったエドゥアルド・カンポスは、すぐに土地を買い増し、その結果、総面積は
1,400ヘクタールとなりました。そのうち1,400ヘクタールは、コーヒー栽培のための土地であり、もう1つは環境保全のための土地であります。以来、エドゥアルド・カンポスとその息子たち、アンドレ・カンポス、エドゥアルド・フィーリョは、熟練の技と起業家としてのビジョンをもって、共同でコーヒー生産を行なってきました。一家の主な目的は、この国の特別なコーヒーの基準として、その生産を確立することです。そのために、150人の直接雇用と200人の間接雇用を生み出す生産拡大の可能性に大きな投資をしています。

<バイヤーコメント>
ザブラジルの大農園のドナネネ。ただカッピングしてみるとクラシックな味わいのものより、革新的なロットのほうが多かった印象。それは、元々ダテーラ農園の品質管理をしていたレナト氏によるもの。彼は、写真のファーメンテーションタンクへ投資を農園に依頼し、これにより毎年安定した味わいのクオリティを産み出すことに成功。温度、攪拌回数、PH管理などすべてコントロールすることで、素晴らしいフレーバーを産み出します。10年の研究により、完成されてきた秘伝レシピがあるようです。BSCAロットは、国内審査会に提出したロットで、決勝には残らなかったですが、クオリティは非常に良かったものですので、弊社で買い付けました。