• アレハンドロ ディアスHonduras

    2年目のお付き合いとなるアレハンドロさんのコーヒーが入荷しました。イケメンでなんかジェラシーが・・・
    豆面は変わらず小粒。綺麗に精製されています。
    焙煎のお話。当店としては珍しい限りなく中煎りに近い中深煎り。アレハンドロさんのコーヒー最大の特徴であり長所であるワインフレーバーですが当店のお客様にそのままで提供すると強すぎるかなと。そのためフレーバーをちょっと抑える焙煎をしています。

    生産地:レンピラ県サンアンドレス
    標高:1950m
    品種:イカフェ90
    精製方法:ウォッシュト
    SCA評価:86.25
    フレーバー:ワイン
    味わいについて:ほのかな苦み

私や私の家族はずっとこの地域のコーヒー農園で働くことに専念してきました。私たちは日雇い労働者として働いてきたので、私がコーヒーについて知っていることはすべて、この町の大きな農園で働きながら学んだことなのです。6年前、仕事で貯めたお金で1ヘクタールの土地を買い、コーヒー生産者の友人からコーヒーの苗床をもらって植え、さらにその一部を買い増し、2年後にこの土地でコーヒーを生産するようになったのです。

今年はより良いピッキングとプロセスを行い、友人よりスペシャルティコーヒーとしてSan VicenteExporterに提供するよう勧められました。私のコーヒーが高い評価を受け、より良いマーケットにアクセスできることを大変喜んでいます。お金が貯まったら、もっと良いウェットミルを作りたいと思っています。

水洗式:アレハンドロは仮の水洗式ミルを持っています。収穫したその日のうちにチェリーをデパルピングし、パーチメントを木のタンクに入れて18時間ドライファーメンテーションさせ、大量の水でパーチメントを4回洗浄します。その後、芝生の上にビニールシートを敷き、8日間天日干しをします。

IH90:Timor Hybrid 832/1 と Caturra の交配種。 Instituto Hondureño del Café (IHCAFE) により作られた品種。元々さび病対策でつくられた品種ですが、近年さび病に耐性がないことが判明している。

<バイヤーコメント>
去年に引き続き購買しているアレハンドロ氏。収穫の熟度を紫色の過熟に近い状態で摘み取るため、すこしワイニーな味わいが特徴です。去年よりプロセス工程の技術があがっているため、クリーンカップが増し、さらに良いコーヒーに仕上がっています