前回はエチオピアコーヒーの歴史を書きましたので今度はケニアについて書こうと思います。
ケニアこそ自分のコーヒーの原点となるコーヒーです
現在ケニアは農園名とかは書かずに”オリジナルけにあ”と言う名前で販売しています。オリジナル=原点と言う意味でここから現在の販売名が来ています。
当店で初めて販売したスペシャルティコーヒーがケニアでした。当店の価格帯ではかなり高額だったので売れるか心配でしたがすぐに固定客が付いたのは自分でも驚いたのを覚えています。反面販売に踏み切ったのも誰でもわかる美味しいコーヒーだったので納得と言えば納得だったのですが。。。
2年間くらいは定番で販売していましたが前回のエチオピアの記事にも書いていますが農作物と言う点での品質のブレがひどかったので現在は不定期での販売となっています。価格も年々高くなっているので難しいコーヒーになってきていますがファンが多いので良いロットが手に入るときは今後も販売していきます。
現在ケニアコーヒーは全国的に高品質コーヒーとして販売しているのをよく見かけるようになってきました。その多くが浅煎りでの焙煎でグレープフルーツのような風味でとてもフルーティーな仕上がりとなっています。当店は今では珍しくなってしまった中深煎りでの焙煎で良くも悪くも癖がない仕上がりになっています。
最後に前回エチオピアと同じく印象に残っているケニアを書いて終わりとします。
ニエリヒル農園・・・現在は丸山珈琲様・JCR様が買付ているようです。最初に販売したスペシャルティグレード&ケニアコーヒーだったんですがその衝撃は今でも覚えています。このコーヒーとの出会いをきっかけにスペシャルティコーヒーに力を入れていくことになりました。まあ今ではスペシャルティコーヒーと言う言葉は嫌いになってしまいましたが単純に美味しいコーヒー”品質が良いコーヒー”を販売したいと思ったってことです。
ゴンド、ティム、キアンジル、ガタイティ・・・まとめて書いたのには理由がありまして、、、何度も書いてはいるんですが特にケニアのコーヒーは年度によって良い悪いがはっきししているので良かった時の名前を書いています。コーヒーって難しい。。。
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